“勝安房守”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かつあわのかみ75.0%
本ト麟太郎ヿ25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「斬らなければならない! たたっ斬らなければならない! 二股武士、勝安房守かつあわのかみ! だが不思議だな、斬ることが出来ない」
大捕物仙人壺 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
今日の内外多事に当って、どこに人物がいる。かろうじて勝安房守かつあわのかみひとりの名前が幕末史のページに光っているだけではないか。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
兼而かねて高名なる幕府人物勝安房守本ト麟太郎ヿも又京ニ出、是非長州征ハ征伐止メニすべき論致し、会津あたりと大論、日〻候よしなれども、何共片付なんともかたづき申。