“力身込”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りきみこ50.0%
りきみこん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
按摩按腹あんぷくをしても餓えて死ぬ気遣きづかいはない、粗衣粗食などに閉口する男でないと力身込りきみこんで居るようなけで、私が経済上に不活溌かっぱつなのは失敗の極端を恐れて鈍くして居るのですが
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)
儒者の奴等が詩を作ると云えば此方こっちわざと作らずに見せよう、奴等が書を善くすると云えば此方はこと更らに等閑なおざりにして善く書かずに見せようと、飛だ処に力身込りきみこんで手習をしなかったのが生涯の失策。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)