力身込りきみこん)” の例文
儒者の奴等が詩を作ると云えば此方こっちわざと作らずに見せよう、奴等が書を善くすると云えば此方はこと更らに等閑なおざりにして善く書かずに見せようと、飛だ処に力身込りきみこんで手習をしなかったのが生涯の失策。
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)