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劈
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き
ふりがな文庫
“
劈
(
き
)” の例文
三方から斬りかかるのを引っ外して、平次の手が
懐中
(
ふところ
)
に入ると、久し振りの投げ銭。闇を
劈
(
き
)
って一枚、二枚、三枚、ヒュッ、ヒュッと飛びます。
銭形平次捕物控:031 濡れた千両箱
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
庭から
劈
(
き
)
って来たらしい花をハトロン紙で包んで手にもっている。ゆき子は、井戸端の小さい草堤を、親しさをあらわした大業さで、やっこら、とまたぎのぼり
鏡の中の月
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
劈
漢検1級
部首:⼑
15画
“劈”を含む語句
劈頭
劈痕
劈開
八劈
劈痕焼
劈裂
劈襀
劈開片
劈雲
斧劈