“剪尖”の読み方と例文
読み方割合
きっさき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
寸分の暇も緩めず理智の匕首あいくち、自我の剪尖きっさきをもって自身の胸元につきつけ/\して自身を急き立て励ますことに慣れて来た私は、いまは木から落ちた猿同様な気持になりました。
生々流転 (新字新仮名) / 岡本かの子(著)