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前立
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まえだ
ふりがな文庫
“
前立
(
まえだ
)” の例文
鹿角
(
しかづの
)
の
前立
(
まえだ
)
ち打った
兜
(
かぶと
)
に、黒革のよろいを着、大槍を
手
(
た
)
ばさんで、馬上に風を切らせて来た武者振りは、さすがに勝豊の
麾下
(
きか
)
中第一の剛の者と見えたが、いかなる大勇も
新書太閤記:09 第九分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「されば、あの
鹿角
(
かづの
)
の
前立
(
まえだ
)
て打ッたる
兜
(
かぶと
)
と、白糸おどしのよろいには、すぐる年、
姉川
(
あねがわ
)
の合戦で、しかと、見覚えがござりまする。——彼こそ、家康の
股肱
(
ここう
)
の
臣
(
しん
)
、本多平八郎にちがいありませぬ」
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
前
常用漢字
小2
部首:⼑
9画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“前立”で始まる語句
前立星