“前檣帆”の読み方と例文
読み方割合
フォースル100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ちょうどその時、樽の中にいる私に何だか明るい光がぱっとして来た。見上げると、月が昇っていて、後檣ミズンマストの頂を銀色にし、前檣帆フォースルの前縁に白く輝いているのだった。
前檣帆フォースルうしろに隠れ、船尾の方へくるりと向を変えて、広い甲板のところへ出て来ると、ちょうど折よく、風上船首へと走ってゆくハンターとリヴジー先生とに一緒になった。