制止おしとど)” の例文
しばらく岸本は部屋の寝台に腰掛けて自分で自分の為ることを制止おしとどめようとして見た。しかし、かねての思いを遂げる時が来ていた。そこで彼は髭を落しに掛った。
新生 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)