初菊はつぎく)” の例文
それもおもに女物ばかり入れてあったと見えて、初菊はつぎくのかんざしだの、みさおの打かけだのというのが、半分は水びたりになっている。
大菩薩峠:35 胆吹の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)