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刈藻
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かるも
ふりがな文庫
“
刈藻
(
かるも
)” の例文
刈藻
(
かるも
)
川へ南下して来る道と、また、山上の小道を西方へ
反
(
そ
)
れて、
鉄拐
(
てっかい
)
ヶ峰を迂回し、遠く一ノ谷の断崖の上に出たという説など区々ですがね。
随筆 新平家
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
浜に助け舟は多かったが、後より敵が迫るので、船に乗りこむひまがない。止むなく
湊川
(
みなとがわ
)
、
刈藻
(
かるも
)
川を渡り、
板宿
(
いたやど
)
、須磨も通って西へ落ちていった。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
それに
刈藻
(
かるも
)
川やら蓮池の湿地帯をうしろにしていたので、一万以上の人馬がすべてその秩序をうしなってしまい、会下山から蓮池まで、見る見るたくさんな犠牲を諸所に捨てたものだったろう。
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
刈
常用漢字
中学
部首:⼑
4画
藻
常用漢字
中学
部首:⾋
19画
“刈藻”で始まる語句
刈藻川