分角ぶかく)” の例文
分角ぶかくぐらいの薄桃色の紙片かみきれの端なんで……永いこと赤い肉の間に挟まってフヤケちゃっているんですから色合いなんかアテになりませんし、紙の質だって支那出来のレターペーパだか何だか
人間腸詰 (新字新仮名) / 夢野久作(著)