処女林しょじょりん)” の例文
十勝にまたがる針葉樹の処女林しょじょりんには、アイヌを連れた技師技手すら、踏み迷うて途方とほうに暮るゝことがある、其様そんな時には峰をじ、峰にひいずる蝦夷松椴松の百尺もある梢にましらの如く攀じのぼ
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)