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内気者
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うちきもの
ふりがな文庫
“
内気者
(
うちきもの
)” の例文
空想好きで
内気者
(
うちきもの
)
の私には、四年もいたのだけれど、本当の友達は一人もないと云ってよかった。
孤島の鬼
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
あれは、まったくの
内気者
(
うちきもの
)
よ。
厨
(
くりや
)
にばかりいて、
水仕
(
みずし
)
をしたり、酒をあたためたり、ひたすら、
客人
(
まろうど
)
たちのお心に染まばやとばかり働いておる。性来、そういう
女子
(
おなご
)
なのだ。
新・平家物語:02 ちげぐさの巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
内気者
(
うちきもの
)
の照子が酒にでも食べ酔つたやうな、
吻
(
ほつ
)
とした気持で辞して帰らうとすると侯爵は
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
内
常用漢字
小2
部首:⼌
4画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
者
常用漢字
小3
部首:⽼
8画
“内気”で始まる語句
内気