典侍すけ)” の例文
上﨟女房——御匣殿みくしげどの尚侍ないしのかみ・二位三位の典侍すけ・禁色をゆるされた大臣の女・孫——の眉と、下位の何某の婦の眉と同じということはない。
眉の記 (新字新仮名) / 上村松園(著)
やはり天皇の御寝ぎょしに侍るひとりに、大納言ノ典侍すけという麗人がある。いつしか、東宮仕えの堀川ノ具親ともちかと忍び逢うて、宮中から馳け落ちした。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
持ってお出での方は、覚えてもおいででございましょう、先帝のお乳母、重衡卿の奥方で、大納言典侍すけ殿でござりまする
女房の座には、その廉子のほか、さきのきさき為子の妹小大納言こだいなごんの君、そち典侍すけ、少将ノ内侍、尾張ノ内侍。
私本太平記:01 あしかが帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)