兵粮米ひょうろうまい)” の例文
「よろしいか、兵粮米ひょうろうまい廻漕かいそうしてまいりますぞ、兵粮米をはじめ、くさぐさの雑貨なども求めてまいりますぞ、よいか、よろしいか——」
石狩川 (新字新仮名) / 本庄陸男(著)
頼朝は、日本国の総追捕使そうついぶしに任ぜられた。これを機会に、田地一段ごとに、兵粮米ひょうろうまいを五升割り当てて徴発したい旨を朝廷に申し入れた。法皇は
兵粮米ひょうろうまいが尽きれば、春は田作り、秋は刈り収めてから戦うのです。夏は暑い、冬は寒いなどと嫌がる。東国では笑われますぞ。特に甲斐、信濃の源氏たちはこの地に精通しております。