“共色”の読み方と例文
読み方割合
ともいろ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後には美人ただ一人、絨氈と共色ともいろのふかふかとした長椅子デイヴァンの上に身を投げかけ、時計を眺めてはしきりに心を焦立たせるふうである。この時こうこうと鳴りだした除夜の鐘。
魔都 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)