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共棲
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きょうせい
ふりがな文庫
“
共棲
(
きょうせい
)” の例文
相矛盾せる両傾向の不思議なる五年間の
共棲
(
きょうせい
)
を我々に理解させるために、そこに論者が自分勝手に一つの動機を
捏造
(
ねつぞう
)
していることである。
時代閉塞の現状:(強権、純粋自然主義の最後および明日の考察)
(新字新仮名)
/
石川啄木
(著)
すなわち二個の民族が同じ土地に
共棲
(
きょうせい
)
しておったことを意味するのである。非常に重大なる史実を傍証するものである。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
この時代において男子は女の家に行って婚を求め、結婚した後も男子は女の家に通うのみで別に一家を
創
(
はじ
)
めて
共棲
(
きょうせい
)
することはなかった。女の家に
入聟
(
いりむこ
)
となることもなかった。
私の貞操観
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
前住民といわゆる
今来
(
いまき
)
の民とが、やや久しい期間平和に
共棲
(
きょうせい
)
していたことが、必ずやこういう解しにくい地名の、多く存在した原因でなければならぬ。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
少なくともある幸福な雀は、こうして冬になる前から
共棲
(
きょうせい
)
しているのであった。
野草雑記・野鳥雑記:02 野鳥雑記
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
“共棲”の意味
《名詞》
「共生」の別表記。
(出典:Wiktionary)
共
常用漢字
小4
部首:⼋
6画
棲
漢検準1級
部首:⽊
12画
“共棲”で始まる語句
共棲的