六騎ろつきゆ)” の例文
六騎ろつきゆの活氣ある一團は六十餘艘の小舟に鮟鱇組の旗じるしをひるがへしながら遠洋漁業の途にのぼるかして、わかい子弟の東京へゆくものさへ、誰一人この因循な故郷に歸らうとはせぬ。
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)