全小姐からねんねえ)” の例文
「当り前さ、夏のお萩餅はぎか何ぞじゃあるまいし……ありようを言うとね、娘もまだ年は行ってても全小姐からねんねえなんだから、親ももう少し先へなってからの方が望みなんかも知れないのさ」
深川女房 (新字新仮名) / 小栗風葉(著)