全容ぜんよう)” の例文
元来芸術の内容となるものは、人としての我々の生活全容ぜんようほかならないのだから、二重生活と云ふ事は、第一義的にはある筈がないと考へます。
永久に不愉快な二重生活 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)