“兎芽子”の読み方と例文
読み方割合
うはぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一首の意は、若し妻が一しょなら、野のほとりの兎芽子うはぎ(よめ菜)を摘んで食べさせようものを、あわれにも唯一人こうして死んでいる。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)
そして野の兎芽子うはぎはもう季節を過ぎてしまっているではないか、というのである。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)