光苔ひかりごけ)” の例文
そこからは、道あるいは広くあるいは狭まり、くねくね曲りくねりながら、下降してゆくようである。すると、眼界がとつぜん開け、かすかに光苔ひかりごけのかがやく、窪みのようなところへ出た。
人外魔境:05 水棲人 (新字新仮名) / 小栗虫太郎(著)