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元来
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いつたい
ふりがな文庫
“
元来
(
いつたい
)” の例文
旧字:
元來
元来
(
いつたい
)
実業界の先輩と威張つてる奴らは昔からの
素町人
(
すちやうにん
)
か、成上りの大山師か、濡手で粟の御用商人か、役人の古手の天下つたのか
青年実業家
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
元来
(
いつたい
)
政治を
行
(
や
)
るに天子様を
挿
(
さしはさ
)
んで為やうといふは日本人の不心得で、
昔日
(
むかし
)
から時の政府に反対するものを直ぐ朝敵にして了うが
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
元来
(
いつたい
)
ビジ子スは実地に経験を積んで然る後覚えられるもんで、学校の教場で教師の
講義
(
レクチユア
)
を聞いたつて解るもんぢやアない。
青年実業家
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
渠奴
(
きやつ
)
の長処は妙に記憶が好いので日本の新聞雑誌を読んで外国通を
極込
(
きめこ
)
むのだ。
元来
(
いつたい
)
日本人は西洋の事情に暗い子。俺が毛唐の犬を知つてるほどに中々行かんさうだ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
元来
(
いつたい
)
俺の解らないのは無暗やたらに西洋犬を珍重する奴サ。一つ気㷔
序
(
つい
)
でに話して聞かせやう。犬の先祖は狼だといふが、之は間違で、「ドール」といふ山犬の一種だ。
犬物語
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
(著)
“元来”の意味
《名詞・形容動詞》
はじめからそのような状態や性質であること。もともと。
物事を説明したり、疑問を呈したりする場合に、文頭に置いて接続詞的に用いる語。そもそも。
(出典:Wiktionary)
元
常用漢字
小2
部首:⼉
4画
来
常用漢字
小2
部首:⽊
7画
“元来”で始まる語句
元来仏法無多子