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優越
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ゆうえつ
ふりがな文庫
“
優越
(
ゆうえつ
)” の例文
それを
肩
(
かた
)
のそとにこさして、一
躍
(
やく
)
すると、竹童の手には、
優越
(
ゆうえつ
)
をしめす
般若丸
(
はんにゃまる
)
のひらめきが持たれている。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
もっとも普通に女子は男子に劣るという言葉のうちには、
腕力
(
わんりょく
)
の差違を含めることはいうまでもないが、
思慮
(
しりょ
)
において男子の女子に
優越
(
ゆうえつ
)
なることを述べたのである。
自警録
(新字新仮名)
/
新渡戸稲造
(著)
けれどもさきに怒り出すのはいつも辰子にきまっていた。広子はそこに彼女自身の
優越
(
ゆうえつ
)
を感ぜずにはいられなかった。それは辰子よりも人間の心を
看破
(
かんぱ
)
していると言う優越だった。
春
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“優越”の意味
《名詞》
優 越(ゆうえつ)
他よりもすぐれていること。
取り扱いが他のものより先になるよう決まっていること。制度上優先されること。
(出典:Wiktionary)
優
常用漢字
小6
部首:⼈
17画
越
常用漢字
中学
部首:⾛
12画
“優越”で始まる語句
優越感