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偏窟
ふりがな文庫
“偏窟”の読み方と例文
読み方
割合
へんくつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
へんくつ
(逆引き)
彼は「少し
真面目
(
まじめ
)
になったかね」とおとなしく受けるし、彼が須永に「君はますます
偏窟
(
へんくつ
)
に傾くじゃないか」と
調戯
(
からか
)
っても
彼岸過迄
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
小僧に盃を差す
斯
(
こ
)
う云うような次第で、
一寸
(
ちょい
)
と人が考えると私は奇人
偏窟
(
へんくつ
)
者のように思われましょうが、決して
爾
(
そ
)
うでない。
福翁自伝:02 福翁自伝
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
とても生やさしいおやじではないといって、その
偏窟
(
へんくつ
)
ぶりを勘左衛門からいろいろ聞かされたことだった。で、長崎も苦笑に終り、いつか陣務の忙しさに、それは忘れていたのである。
私本太平記:07 千早帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
偏窟(へんくつ)の例文をもっと
(4作品)
見る
偏
常用漢字
中学
部首:⼈
11画
窟
常用漢字
中学
部首:⽳
13画
“偏窟”で始まる語句
偏窟人
偏窟者
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偏窟者
“偏窟”のふりがなが多い著者
福沢諭吉
夏目漱石
吉川英治