トップ
>
倥偬
ふりがな文庫
“倥偬”の読み方と例文
読み方
割合
こうそう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
こうそう
(逆引き)
しかも
倥偬
(
こうそう
)
の際に
分陰
(
ふんいん
)
を
偸
(
ぬす
)
んで記しつけたものと見えて大概の事は一句二句で弁じている。「風、坑道内にて食事。握り飯二個。泥まぶれ」
趣味の遺伝
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
兵馬
倥偬
(
こうそう
)
の中に、武人として、伊勢神宮を修理したり、
禁裡
(
きんり
)
の
築土
(
ついじ
)
の荒れたのをなげいて、御料を献じたりしていた人に、信長の父信秀がある。
新書太閤記:06 第六分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
兵馬
倥偬
(
こうそう
)
を極める唯今のやうな時局下に、私は無慙な閑談を試みたとがめを蒙るかもしれない。
柘榴の花
(新字旧仮名)
/
三好達治
(著)
倥偬(こうそう)の例文をもっと
(6作品)
見る
“倥偬”の意味
《名詞》
忙しいこと。多忙。
(出典:Wiktionary)
倥
漢検1級
部首:⼈
10画
偬
漢検1級
部首:⼈
11画
検索の候補
兵馬倥偬
“倥偬”のふりがなが多い著者
陸羯南
本庄陸男
三好達治
夏目漱石
吉川英治
永井荷風