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俄分限
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にはかぶんげん
ふりがな文庫
“
俄分限
(
にはかぶんげん
)” の例文
それがある時、其頃の村の
俄分限
(
にはかぶんげん
)
の山田といふ老人に、貴様も好い
年齢
(
とし
)
をして、いつまで村の衆に厄介を懸けて居るといふ事もあるまい。
重右衛門の最後
(新字旧仮名)
/
田山花袋
(著)
無賃で天国へまでも
往
(
ゆ
)
ける筈の博愛社長にとつて、
桑港
(
シスコ
)
行きの二等船賃は決して軽い負担ではなかつた。だが、小橋氏は久し振に
俄分限
(
にはかぶんげん
)
の
同胞
(
きやうだい
)
を訪ねるやうな、晴々しい気持で船に乗込んだ。
茶話:03 大正六(一九一七)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
俄
漢検準1級
部首:⼈
9画
分
常用漢字
小2
部首:⼑
4画
限
常用漢字
小5
部首:⾩
9画
“俄分限”で始まる語句
俄分限者