便所ちょうずば)” の例文
番頭「それはね、彼処あすこの魚屋の裏へ這入ると、一番奥のうちで、前に掃溜はきだめ便所ちょうずばが並んでますからじきに知れますよ」
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
コレラに成るのかと思ったと云うは、悪いお刺身の少しベトつくのを喰べたから、便所ちょうずばへ二度もきゃア大丈夫だと思ってると一日経つとサバ/\熱が取れて薩張さっぱなおって仕舞ったから
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)