“何曼”の読み方と例文
読み方割合
かまん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「よし、拙者が」と、旗本の李典が行こうとすると、いやこのほうに譲れと、曹洪が進み出て、わざと馬を降り、刀を引っ提げて、何曼かまんに近づき
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「やあやあ、俺を誰と思う。この地方に隠れもない、截天夜叉せってんやしゃ何曼かまんというのはおれのことだ。曹操はどこにいるか。真の曹操ならこれへ出て、われと一戦を交えろ」
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)