何処いずれ)” の例文
旧字:何處
退省ひけて下宿へ帰る、衣服を着更きかえる、直ぐ何処いずれへか遊びに出懸けて、落着て在宿していた事はまれだという。
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)
「深夜と申し殊には厳寒、女乗り物を担がれて方々は何処いずれへ参らるかな?」
紅白縮緬組 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
何処いずれへなりとも、但しおんぶで」
浮雲 (新字新仮名) / 二葉亭四迷(著)