“会縁”の読み方と例文
読み方割合
ええん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
経てお目にかかったあなたと私こそは、まことに、遠くて近い者であったのです。こういう対面こそ、真の会縁ええんとは申すのでしょう
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「永年、お近き辺りに住まいながら、今日まで、会縁ええんにめぐまれず、初めて御門に参じた者にございます。なぜもっと早く、今日の心が出なかったろうかと思うことでありました」
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)