“伊狩”の読み方と例文
読み方割合
いしう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「東山佳麗冠江都。最是芙蓉花拆初。誰信旗亭糸肉裏。三人聚首校生書。」結句は伊狩いしう二家の本領を道破し得て妙である。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
そして身を伊狩いしうの二家に寄せた山陽の、寓公となり筆生となつた生活は、よしや数月の久しきに亘つたにしても、後年に至るまで関係者の間に一種の秘密として取り扱はれてゐたのであらう。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)