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仮睡
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まどろ
ふりがな文庫
“
仮睡
(
まどろ
)” の例文
旧字:
假睡
仮睡
(
まどろ
)
んでいた月は静かに一廻りして皎々と照り出します。いつか出て来たお婆さんはその中で、楽しそうに美しい絹糸を巻き始めました。
ようか月の晩
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
しばらく
仮睡
(
まどろ
)
んでから眼が覚めて、さて枕元の時計を見ようとすると、どうした事か、胸の所が
寝衣
(
ねまき
)
の両端をとめられているようで、また、
頭髪
(
かみのけ
)
が引っ
痙
(
つ
)
れたような感じがして
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
それまでは
仮睡
(
まどろ
)
んでいたような市が、まるで旋風のように沸きたったのである。
死せる魂:02 または チチコフの遍歴 第一部 第二分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
仮睡
(
まどろ
)
みゐたりし私を運び、風神は
ランボオ詩集≪学校時代の詩≫
(新字旧仮名)
/
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー
(著)
“仮睡”の意味
《名詞》
うたた寝をすること。かりね。仮眠。
(出典:Wiktionary)
仮
常用漢字
小5
部首:⼈
6画
睡
常用漢字
中学
部首:⽬
13画
“仮睡”で始まる語句
仮睡硅酸