トップ
>
『ようか月の晩』
ふりがな文庫
『
ようか月の晩
(
ようかづきのばん
)
』
夜、銀座などを歩いていると、賑やかに明るい店の直ぐ傍から、いきなり真闇なこわい横丁が見えることがあるでしょう。これから話すお婆さんは、ああいう横町を、どこ迄もどこ迄も真直に行って、曲ってもう一つ角を曲ったような隅っこに住んでいました。それは …
著者
宮本百合子
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「女性改造」1923(大正12)年9月号
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
泡沫
(
あわ
)
白絹
(
すずし
)
仮睡
(
まどろ
)
繍
(
ぬい
)
喫驚
(
びっくり
)
流石
(
さすが
)
燈光
(
あかり
)
真闇
(
まっくら
)
鏤
(
ちりば
)