亜弗利加あふりか)” の例文
旧字:亞弗利加
西洋婦人と日本婦人とは平生へいぜい心掛こころがけがそれほど違う。料理に手数がかかるといって面倒がるような人は亜弗利加あふりかの土人生活をするがいい。
食道楽:春の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)
「利慾のために商人の通過し得る処何ぞ基督の愛に励まさるる宣教師の通過し得ざるの理あらんや」といいつつ亜弗利加あふりか大陸を横断せしになら
基督信徒のなぐさめ (新字新仮名) / 内村鑑三(著)
亜弗利加あふりかにぶきにほひに。
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
一技手の語る所に拠れば、同所の牛乳は四十日間も腐敗せず、これを遠く南亜弗利加あふりかまで送ることを得と。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)