“井伊大老”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
いいたいろう50.0%
ゐいたいらう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
三月三日に井伊大老いいたいろうの殺された報知が電信も汽車もない昔に、五日目にはもう土佐とさ高知こうちに届いたという事実がある。今なら電報ですぐ伝わる。
一つの思考実験 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
サア・オルコツクは、徳川幕府とくがはばくふ末年まつねんに日本に駐剳ちうさつした、イギリスの特命全権公使である。その日本駐剳中には、井伊大老ゐいたいらう桜田門外さくらだもんぐわい刺客せきかくの手にたふれてゐる。
日本の女 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)