“五爪竜”の読み方と例文
読み方割合
やぶからし100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八は向側の、五爪竜やぶからしからんでゐる杉垣すぎがきの処に雨にれながら立つて、ぼんやり此様子を見てゐたが、別当が門を締めに出て来るとき、殆ど無意識にぬかるみ道を歩き出した。
金貨 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)