“五庵”の読み方と例文
読み方割合
ごあん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
番医のうち、新出去定が医長、その下に吉岡意哲いてつ、井田五庵ごあん、井田玄丹げんたん、橋本玄録げんろくらがおり、本道、外科、婦人科を分担していた。
井田五庵ごあん、なにを云うか、と登は思った。井田五庵は養生所の医員である、父の玄丹げんたんとともに、御徒町で町医を開業しているが、親子二人とも、かよいで養生所の診療に当っている。