“五器”の読み方と例文
読み方割合
ごき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『桜陰比事』の「四つ五器ごきかさねての御意」などもそうした例であると同時に、西鶴の実証主義を暗示するものと見られる。
西鶴と科学 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
と頼めど持來らず徳利などに入るゝに及ばず有合す碗石わんいし五器ごきにも汲み來れときてもいつかな持ち來らず四人爐を圍みて只風雅の骨髓に徹するを
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)