“二車”の読み方と例文
読み方割合
ふたくるま100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
柾木はその工事監督に頼んで、代金を払って、二車ふたくるまばかりの土を、彼の邸内へ運んで貰うことにしたのである。馬方は、彼の荒庭の中へ馬車を引き込んで、その片隅へ、乱暴に土の山を作って行った。
(新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)