われ、かく思ひて其の夜すがら三坂峠を越え行くに、九十九折なる山道は、聞きしに勝る難所なり。山気漸く冷やかにして夏とも覚えず。
溪に沿うて危い丸木橋を幾度か渡りながら、やがて九十九折の嶮しい坂にかゝつた。それと共に四邊はひし/\と立ち込んだ深い森となつた。
“九十九折(つづら折り)”の解説
つづら折り(つづらおり)、又はつづら折れ(つづらおれ)とは、幾重にも曲がりくねって続く坂道を表す。「九十九折(り)」「葛折(り)」とも書く。類義語に七曲り、羊腸(ようちょう)などがある。
道路の平面形状を予告する日本の交通標識の一つとして、「右(又は左)つづら折りあり」があり、これは連続する屈折屈曲部の手前に設置するものとされている。
折り返し急カーブは、英語ではhairpin turn、hairpin corner(カタカナ語ではヘアピンカーブ)と呼ばれ、つづら折りの形を取る道路はその複数形でhairpin turnsあるいはwinding roadなどと表現される。また、アメリカ英語においては、急勾配を登る鉄路に由来するswitchbacks(スイッチバック)も同様に用いられる。
(出典:Wikipedia)
道路の平面形状を予告する日本の交通標識の一つとして、「右(又は左)つづら折りあり」があり、これは連続する屈折屈曲部の手前に設置するものとされている。
折り返し急カーブは、英語ではhairpin turn、hairpin corner(カタカナ語ではヘアピンカーブ)と呼ばれ、つづら折りの形を取る道路はその複数形でhairpin turnsあるいはwinding roadなどと表現される。また、アメリカ英語においては、急勾配を登る鉄路に由来するswitchbacks(スイッチバック)も同様に用いられる。
(出典:Wikipedia)