“乙音”の読み方と例文
読み方割合
ベース100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いかにもゆったりとその便々たる腹の底より押しあげたようなる乙音ベースを発しつつ、中将はにっこりとみて、その重やかなる手して右に水兵の肩をたたき、左に振り分け髪のその前髪をかいなでつ。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)