“中旬(はじめ)” の例文
私が曾(かつ)て、逗子(ずし)に居た時分その魔がさしたと云う事について、こう云う事がある、丁度(ちょうど)秋の中旬(はじめ)だった、当時田舎屋を借りて、家内と婢女(じょちゅう)と三人で居たが、家主(やぬし)はつい裏の農夫(ひゃくしょう)であった。
一寸怪 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)