中十日なかのとうか)” の例文
心無しを使うなと俚諺ことわざにもいう十月の中十日なかのとうかの短い日はあわただしく暮れて、七兵衛がお兼ばあやの給仕で夕飯をくってしまった頃には、表はすっかり暗くなった。
半七捕物帳:18 槍突き (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)