トップ
>
丫鬟
>
あくわん
ふりがな文庫
“
丫鬟
(
あくわん
)” の例文
こんな事を、二人で話してゐる内に、やがて、
丫鬟
(
あくわん
)
の案内で、はいつて来たのを見ると、
背
(
せい
)
の高い、
紫石稜
(
しせきれう
)
のやうな眼をした、
異形
(
いぎやう
)
な沙門である。
酒虫
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
同じ飲仲間の
孫先生
(
そんせんせい
)
と一しよに(これが、
白羽扇
(
はくうせん
)
を持つてゐた儒者である。)風通しのいゝ
室
(
へや
)
で、
竹婦人
(
ちくふじん
)
に
靠
(
もた
)
れながら、棋局を
闘
(
たゝか
)
はせてゐると、召使ひの
丫鬟
(
あくわん
)
が来て
酒虫
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
丫
漢検1級
部首:⼁
3画
鬟
漢検1級
部首:⾽
23画