不断たえず)” の例文
旧字:不斷
かように、世の中には妖怪に贋物ばかり流行している原因をたずぬるに、全く人の奇情と迷心との二つが製造場となりて、不断たえず種々の妖怪を造り出す故であります。
おばけの正体 (新字新仮名) / 井上円了(著)
不断たえず此フフンといふ気を助長たすけて居た。
菊池君 (新字旧仮名) / 石川啄木(著)