“不可測”の読み方と例文
読み方割合
ふかそく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それはまことに不可測ふかそくなめぐりあわせであったが、栄三郎はついに乾雲の柄をたたいてにっこりとした。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
不可測ふかそくの心を有している雪江さんも、細君と話をしているうちはさほどとも思わなかったが、主人が帰ってきて油壺をほうり出すやいなや、たちまち死竜しりゅう蒸汽喞筒じょうきポンプを注ぎかけたるごとく
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)