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下生
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げしょう
ふりがな文庫
“
下生
(
げしょう
)” の例文
大迦葉が
入定
(
にゅうじょう
)
して弥勒の
下生
(
げしょう
)
を待つ所を、
耆闍崛山
(
ぎしゃくつせん
)
とするは『涅槃経後分』に基づき、鶏足山とするは『付法蔵経』に拠る(『仏祖統紀』五)。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
この人間の
遁
(
のが
)
れがたい苦悩と哀愁を、いつかは完全に抜き棄てんがために、
下生
(
げしょう
)
したもうべしという
仏様
(
ほとけさま
)
が、やはり船に乗り水を渡ってこの岸にお着きなされるものと
海上の道
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
涼しさは
下品
(
げぼん
)
下生
(
げしょう
)
の仏かな
五百五十句
(新字旧仮名)
/
高浜虚子
(著)
『観弥勒菩薩
下生
(
げしょう
)
経』に、時気和適、四時順節、人身百八の
患
(
うれい
)
なく、貪慾瞋恚愚痴大ならず、人心均平にして皆同一意、相見て歓悦し善言相向い、言辞一類にして差別なき事
十二支考:09 犬に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
“下生”の意味
《名詞》
極楽浄土に往生する階位である九品のうち上品、中品、下品をそれぞれ三分した下位。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“下生”で始まる語句
下生経