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下物
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かぶつ
ふりがな文庫
“
下物
(
かぶつ
)” の例文
「この
肆
(
みせ
)
の
下物
(
かぶつ
)
、一は
漢書
(
かんしよ
)
、二は
双柑
(
さうかん
)
、三は
黄鳥
(
くわうてう
)
一
声
(
せい
)
」といふ洒落た文句で、よしんば
摘
(
つま
)
み
肴
(
さかな
)
一つ無かつたにしろ、酒はうまく飲ませたに相違ない。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
客があって酒宴になっても以前のように
下物
(
かぶつ
)
の品数がそろわない、豊かな琵琶湖の鮮をひかえているのに、焼き鮒とか干魚とか漬菜などという質素なものが多くなった。
日本婦道記:尾花川
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
“下物”の意味
《名詞》
下 物(かぶつ、げぶつ、したもの)
(かぶつ、げぶつ)酒の肴。つまみ。
(したもの)価格の安い品物。安物。
(出典:Wiktionary)
下
常用漢字
小1
部首:⼀
3画
物
常用漢字
小3
部首:⽜
8画
“下物”で始まる語句
下物打
下物拵