下局したつぼね)” の例文
それを彼女に伝えるものがある。彼女は「まさか」と言って取り合わない。その日彼女は、一日じゅう自分の私室(下局したつぼね)にこもっていて、夜になって御殿へ行く。
日本精神史研究 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)